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20121115

動画UPの報告

【カテゴリ:日常】

すっかり報告を忘れていましたが、「徒歩で日本一周」の動画VOL.9をUPしました!
なんか、ユーチューブにアップロードする時、「ブレを修正する」という機能を利用したら、動画上の文字がすごいことになってしまいました。グニャグニャ動き出して、まるで映画「リング」のようです。内容が四国八十八カ所だし、ホラーだ、これは。修正しようかと思いましたが、面白いので、そのままにしておきました。じっと見ていると気分が悪くなってくるので、遠目に見てください。

というか、もう11月ですね。
近況という近況もありませんが、もうそろそろ今年一年のまとめに入らねば。
宮崎に来て、作家宣言をし、自分のやるべきテーマを模索する中で、段々に煮詰まってきたものが「性」というテーマでした。このブログをずっとご覧の方ならお分かりでしょうが、これまで所々そのテーマについて書いてきました。特に最近は、そればかり書いているような気がします。
セックスを含めた「性」というものに、そもそも何故これほど執着しているのかというと、ここがやはり人間の原点だと思うからです。
三大欲求、という言葉があります。食欲、睡眠欲、性欲、ですが、食については古今東西、様々な知識と見識に溢れ、栄養一つとっても栄養学という立派な学問があって研究されている。睡眠についても同様で、レム睡眠やノンレム睡眠といった専門用語を一般素人のような自分でも日々耳にするほどなのですが、「性」に関しては、あまりオープンにされずにきました。食の話題と睡眠の話題が家庭の食卓に上がっても、性の話題はなおざりにされがちです。
もし、我々人間に一貫したものを求めるのならば、セックスほど確かなものはありません。というのは、人間の歴史はセックスをして子供を作り、その子供を育て、大人になった子供がセックスをし子供を作る、というこの単純な作業の繰り返しだからです。つまり、「性」というものほど、人間の芯になっているものはない。性は人間の中心、骨格だと言えるでしょう。歴史とは、言ってしまえばセックスの繰り返しです。
しかし、何故か、その「性」が社会においては、見下され、蔑まれ、侮られしてきました。「性」がどうして現代社会の中で「低俗」や「下品」といった言葉と結びついてしまったのか、ということは人為的な問題があるのですが、それはまた後ほどにして、本来、性というテーマは「食」や「睡眠」より優先して取り組むべきテーマだと思うのです。失笑の対象になるようなものではなく、もっと真面目に個人間で勉強されるべきものでしょう。
NHKの朝の番組でセックスレスについて特集をした時に、視聴者から「けしからん」というお叱りの言葉が多数届いた、とその番組のキャスターさんの談話を雑誌で読んだことがあります。
何故、けしからんのでしょうか?誰もがそれによって生まれてきたのに、それが何故、けしからんことなのでしょう。食事をしなければ人は死にますが、セックスをしなければ人は生まれてもきません。それなのに何故、食の話がおおらかにされ、セックスの話が隠避されるのか。まず、そこに疑問符をつけていきましょう。社会にはおかしな常識が知らず知らず蔓延っているものです。そして、ここから生まれてくる問題もまた多い。
そんなわけで「性」について、これまで書いてきましたし、これからも書いていきます。「性」というテーマが今年一年でだいぶ煮詰まったとは思いますが、それでもまだまだ千里の道の一歩を踏み出したところでしょう。これからも淡々と続けていきます。
ある方にこんなことを言われたことがあります。
「もし、お前が女とセックスをしていて、その女がセックスの最中、他の男のことを考えていたら、お前はどう思う?」
僕は率直にこう答えました。
「やっぱり、嫌ですね」
すると、その方はこう言いました。
「だから、お前は駄目なんだ。その女が他の男のことを考えるのは、それが気持ちいいからで、快楽なのだから、お前がその邪魔をするな。もっと考えさせてやれ」
これはつまり言い換えると、こういうことでしょう。
「自己快楽に走らず、相手の快楽を考え続けろ」
衝撃的でした。これは実にその通りの言葉なのです。しかし、きっと多くの男性がそれに気づかず、自分の快楽を優先して追求してしまう。自己快楽に走ると、結局、社会は独りよがりになっていくわけです。
我々はもっと「性」に対しての認識を深めて、性に対する偏見を取り除いていかねばならないでしょう。実際のセックスだけではありません。人と人が心を通わす、ということ。人間とは何か、ということ。人と自然、という部分まで大きなものを含めて、セックスという原点を見つめ直す作業を来年も続けていきます。
さて、そろそろ年末です。風邪が増えているようですので、皆様もお体に気をつけてください。今年一年を元気に締めくくっていきましょう。


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