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20100201

阿呆の真説

【カテゴリ:阿呆】

最近、「シグルイ」という漫画を読んでいるのだけど、これ滅茶苦茶面白い。無茶苦茶面白い。滅茶滅茶面白い。無茶無茶面白い。なんで苦茶苦茶がないんだ?めっちゃおもろい。むっちゃおもろい。くっちゃおもろいが何故ないんだ?まあいいか。とりあえずおもろい。どういう話かというと、江戸時代のね、サムライの話なんだけどね。その中にこんなセリフが出てくるんだな。

「奪わんとするならば、まず与えよ」

って、これ別にキリスト教でも相田みつをでもなく、モチーフは孫子の兵法らしいのだけど、これって僕は真理っぽくて好きなんだにゃあ。突然猫。なんつうのか、慌てる乞食は貰いが少ないって感じがするんだよね。そうなんだよな。呉れ呉れ言ってると、人って何も呉れないもんで、いいんですよあっしは、あの人の方が貧乏だからさ、旦那、一つあいつをあっしだと思って恵んでやっておくんなせえ、て与える人間の方が最終的に実は得をする。まあ、そういう風に世の中って出来てんだね。不思議だね。で、賢い人間てのはそこんとこを理解していて、計算ずくで与えることができる。この言葉の特徴ってのはそこんところで、無欲になれって宗教的なことを言ってんじゃなく、結論として奪うことが目的ってことで、そこんところシビアでいいよね。やっぱり兵法だからね。
自分なんか阿呆なもんで、奪おうと思ったらもろに奪いに行って、太陽と北風の北風?みたいなことになっちゃうん。そいで困っちゃうん。そういうことがよくあるん。
で、まあそんなことを考えていて、ふとあることに気付いた。ってのはつまり、こっから表題の阿呆の真説に突入していくわけだけど、いいですか?いいですか?突入しますよ。いいですか?阿呆になりますよ?それでもいいですか?阿呆の兵法、門松立てた。

つまりね、僕はこう思ったわけだ。真説って、たいがい逆説だと。パラドックス。って、すぐに横文字使いたがる阿呆がよくいるよね。いやしかしマジな話、これは結構そうなんだよね。もし今あなたが堕落しちゃって堕落しちゃって困ってるというのなら、堕落から抜け出そうとせず、とことん堕落してみればいいのである。いや、実はさ、正味の話、堕落して、反省してちょっと上向いたらまた堕落してってなことを繰り返していると、それは全く移動できていないんだけど、これでもかと堕落に徹すれば、とにもかくにも移動だけはするわけで、堕落から抜け出すことは出来るのである。?って何を言っているか解らないかもしれないが、押してダメなら引いてみなって言葉があるように、真逆のことをするとうまくいく場合が人生には多々あるのである。どんなトリックなのか知らないが、そう仕掛けられているのだ。そして、これを笑う人がいるかもしれないが、その真逆に「敢えて」舵を切ることって、実はすごい勇気のいることなんだな。その勇気を得た時点で、事態が自然と上向くってことはこれごく自然に考えられることなのだ。別に堕落に限った事じゃなく、ね。

とまあ、そんなことを昨日と一昨日と今日と、合わせて2時間半ぐらい考えてたんだけどね、どうだろうね。この時間が有効なのかどうなのか、そこんところ確認してみたいんだけど、117に電話すればいいかしらん。そりゃ時報だね。費やした時間の有効性までは教えてくれんね。そんなことはいくら阿呆でも知ってるのだよ。常識ってやつだね。そうだね。というわけで、また来週。


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