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メリークリスマス!
ということで、クリスマス。今年最後の更新です。
24日が土曜で、25日が日曜というのは、曜日としてベストなパターン。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
クリスマスが過ぎれば、「もういくつ寝ると」でお正月。
小さい頃は、このクリスマスとお正月の間って、それでもだいぶ長くあったように感じていたのだけど、大人になってみれば、この一週間て本当に一瞬だ。
クリスマスとお正月に挟まれた26日、27日、28日、29日、30日、31日。
まあ、31日は大晦日だからまた特別な日ではあるけれど、それ以外の5日間て、さて、僕は今年で29歳になったのだけど、この5日間の記憶が残っている年って、ないんだよなあ。寂しいことに。悲しいことに。
みなさん、ありますか?この5日間が特別記憶に残っている年。
例えば12月28日に結婚したとか、12月29日が誕生日とか、そういうことでもない限り、なかなか記憶に残らない5日間なわけであります。
ぼくは今年も相変わらず、金なし、彼女なし、夢だけあり、てな年末を過ごしています。
夢だけね、いや本当にそれだけで今ぼくは生活しているし、それがなかったら破滅している人生だと自分を振り返って思うのだけど、夢というか目標というか、たどり着きたい自分、みたいなものを思い描きながらの1年でありました。
作家になるために、と大げさなことを言うのもこっ恥ずかしいけれど、いくつかのエッセーなどを書いてコンテストに送ったりしたものの箸にも棒にも引っかからぬものばかりで、目立った成績はありません。
何度か新聞の投稿欄に、宮崎日日新聞という地方紙の「読者の声」欄に名前が載ったぐらいで、それ以外はもうからっきしダメ。
そういう投稿や、懸賞、コンテストに応募する時って、大抵、自分の年齢とか職業を書かなければいけないのだけど、毎回、毎回、28歳アルバイトって書くのが正直自分でも「いいんだろうか?」と思うことがあって・・。
28歳アルバイトって書いた瞬間に、自分の頭の中にいる、「社会」という大きな審査員から脳天に失格の判をバシーンと押されたような気分になることがありました。
それは何が原因かって、結局、夢だなんだと言いながらも年だけ食っていっている自分の焦りや不甲斐無さからでしょう。
言い換えれば、親や友人、そしてこれを毎回見てくれている皆さんへの申し訳なさでもあります。
すいません、今年もぼくは作家になれませんでした。
とりあえずやれることはやった、と思うのだけど、もっと何かできたかもしれない。
結果が残せなかった自分がいる。そんな自分を飽くことなく応援し続けてくれた皆さんにただただ、今年もありがとうございましたが言いたいです。
皆様、今年一年もどうもありがとうございました。
来年こそは、と言いたいところだけど、正直来年も分かりませんし、そのまた次の年もどうなるか分かりません。30代も何年アルバイトすることになるだろうか、分かりません。
本当に勝手でわがままでどうしようもない阿呆です。けれど、いつかなりたい自分になって、皆様にありがとうございましたが言える日を、来年もぼくは追いかけます。
押し迫る年の暮れ。
一年で最も活気にみち溢れた時間でありながら、最も疲れがたまりやすい時間でもあるかと思います。
どうぞお体に気をつけて、風邪など召されませんよう。
お互い、元気で2012年を迎えられるよう、残り6日間をしっかりと過ごしていきましょう。
また、来年会いましょう。良いお年をお迎えください。