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20100223

阿呆の提言

【カテゴリ:阿呆】

まあ、あの、男のアレについて話をしようと思うんだけど、今、深夜の2時半だからね、ちょっと落ち着いて。うえっへ。
いやあ、一昨日、風邪ひいちゃってね。夜中に吐く夢を見て目が覚めたらホントに吐いちゃってさ、上向きながら吐いたもんだからそのまま顔面ゲロまみれになっちゃってね。最悪だったなあ。汚い話でごめんね。そんな話はどうでもいいのだけど、いざ下ネタをしようと思ったら、どうせだからと思ってさ、まとめてしておこうと思ったんだ。

で、まあ、男のアレには状態が3つあるんだよ。アレってのは陰部のことなんだけど、陰部だけにさ、明確な言葉は使いづらいって言うか、やっぱりここは隠語で行こうと思うんだ。そいで、3つの状態なんだけど、これをまあ上から、立志、半立志、消沈とするね。甲乙丙でもいいんだけどさ。男のアレには、立志、半立志、消沈という状態があるってことは、これを読んでいる皆さんの75%ぐらいは知っていると思うんだけど、僕はこの半立志という言葉がね、どうも認められないんだ。もしかしたら、この言葉は最近生まれたのかもしれないんだけどさ。
てのはだね、半立志は過程であって、留まった状態にあらずっていう僕の理論から来ているのだけど、これはオーブントースターでいうところの予熱中なんだね。予熱中というのは、つまり準備中ということだから、開店か閉店かで見たら明らかに閉店なわけさ。まだパンを焼けないし、パンを買えないわけだ。
だけど、誰がこれをどうしてこのように名付けたんだろうねえ。これはさ、ホント、準備中、にも言えるんだけど、町のうどん屋さんが、別にうどん屋さんだけじゃないけどね、営業時間外に準備中という札をよく掲げているでしょう。僕は子供のころにあれが疑問でね、外から中を覗いたことがあるんだよ。電気が消えててさ、だーれもいなかったね。準備してないじゃん、って思ったことがあるんだよね。ま、買い出しに行ったのかもしれないよ。だけどさ、寝ているときだってあるわけだし、ずっと準備しているわけがないんだよ。だからさ、準備中は大抵閉店中なんだ。閉店中の1~2時間が準備中なわけであって、もし準備中を掲げたいなら、その通りに言葉を使うべきなんだよ。

さあ、ここで半立志に翻ってみようじゃないか、チェキラ。ということはだ。半立志は予熱中であり、準備中だということは分かった。分かったんだよ、ボス。けれど、飲食店は、果たして半開店とか半閉店という札を掲げているだろうか、ってことなんだ。ないね。そんなふざけた看板はないのであって、そんな店があったらとっくに潰れているだろう。元気のない亭主が出てきて「はああいぃ。オムラライスゥゥ」とやられて腹の立たない客があるだろうか。
ね?分かっていただけただろうか?半立志という言葉のあやふやさが。つまり、半立志は立志していないのである。半立志の状態にあるアレは、立志とも消沈とも全く別の次元にあるわけで、半立志と半消沈が50%ずつ混ざりあったものではないのだ。こんなあやふやな、不確かな言葉があるだろうか。こんな言葉を許しているから、草食系男子なんて言葉が生まれるのである。僕は、半立志はもっと何か違う言葉に置き換えるべきだと思う。
そうだな、・・勉強中、とか・・まどろみとかいいんじゃないかな。恋でもいいな。いいな、恋。消沈と立志の間に恋がある。恋を経て、男は志すのであった。了。

みたいなね。

って嗚呼、こんなことを語っていたら、また4時半になってしまった。ちょっとまだまだ語り足りないんだけど、ひとまずもう寝ます。言葉に対する提言は、ホントたくさんあるんだよ。世の中おかしな言葉だらけさ。そういえば昔、僕のバンド仲間が飯屋で「冷やし中華始めました、ってのはあるのになんで、冷やし中華終わりました、がないんだ」と言っていたことがあるのだけど、僕も、そうだよなあ、と思ったんだよ。不親切じゃないか。間違って注文して、「あ、それは先月で終わっちゃいましたぁ」とか言われちゃうじゃないか。しかしまあ、そこから僕の「時、また時」という詩が生まれたのであって、今は旧ブログからそれを転載することにして、おやすみなさい。

  時、また時

前進も後退もしない時間の中で
冷やし中華を食べ続けるのは残酷か
止まり続けた時の中で
生み出すものは己の発する雑音ばかり

いいか
正義に正義の哲学があるように
悪にも悪の哲学がある
それを忘れるから
お前らの顔は傲慢になるんだ

2007・6・19

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