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20111204

N君の結婚

【カテゴリ:日常】

先週はブログを休んでしまい、申し訳ありません。
友人の結婚式に出席するため、北海道へ行っていました。帰ってきたのが先月末だったのですが、いっやあ、驚いたのは宮崎の暖かさ、というか暑さでありまして・・・。
帰ってくる日の朝、電車で新千歳空港に向かう時の車内の乗客は冬のいでたち。
そして帰ってきた時、宮崎空港から家までの車内の乗客は夏のいでたち。
といったら、まあ、それは大げさに言いすぎなのだけど、同じ日本でもファッションてこれだけ違うのか、多くの人が手袋していた北海道、宮崎に来てみればダウンコートなんて誰一人着てないよ、みたいなカルチャーショックを受けたのだった。
けれど、数日してみれば、そんな宮崎でもやっぱり寒いんだよね。
道民は寒がりだなんてよく言うけれど、確かに北海道に住む人々は防寒に抜かりがない。頭のてっぺんから足のつま先まで、しっかりと寒さ対策がなされているし、建物の中に入ってしまえば、おそらく日本全国でトップというくらい空調設備が整っていて、まったく寒さを感じさせない。
それに比べ、宮崎は気候的にそこまで寒さが厳しいわけではないけれど、北海道ほどの寒さ対策をするわけでないし、建物の作りだって、北海道のそれに比べ断熱効果を持たない。
ヒーターを止めると、すぐに部屋が寒くなってしまうといった塩梅。
だからまあ、結果的にいえば、冬ってどこでも寒いよねということなんでありまして、思うわけだが13度をきると日本全国どこでも寒い。
んで27度を超すと、日本全国どこでも暑いです。

友人の結婚式は、盛大なものだった。
N君という大学時代からの友人で、今は北海道で牧場を営んでいる。
高級和牛の生産牧場で、日本全国の有名な牛肉産地に子牛を卸しているそうだ。
結婚式のパンフレットにお祝いのメッセージが載っていて、「一日も早いA-5の二世誕生を祈っています」と書かれてあった。
あ、う~ん、いいなあ、と僕はそれを読みながらぼんやりとまた結婚について思いを馳せている。
N君の結婚によって、親しい友人はほとんど既婚者になった。
あと、結婚していない友人といったら、札幌でミュージシャンをしている三好という友人くらいのものであって、今回、そんな三好とN君に贈る曲を作ったのだった。
僕が作詞を担当して、それに三好が曲をつけるという手順で、結婚式の2か月前から入念に打ち合わせを重ねた。
といっても札幌と宮崎なので会うことが出来ず、すべて電話でのやり取り。
まず、ぼくが書いた詞を手紙で送り、それに三好が曲をつけて電話の向こうで弾いてもらう。
簡単な調整の後、その曲をCD-Rに吹き込んで送ってもらい、今度はそれに映像をのせていく。
出来上がったDVDを三好に送り、三好はそれをさらにバンドサウンドに仕上げる。
スタジオ録音は、三好の友人であるプロのレコーディングエンジニアに頼んで、さらにそこにプロのカメラマンにも入ってもらい、音源とスタジオ録音風景の映像が完成。
その2つをまた僕のもとへ送ってもらい、それを最終的なお祝いメッセージ付きのDVDに編集した。
DVDパッケージまでデザインして、もうこれは普通に商品じゃないかというクオリティーのものが出来上がった。
まさか自分でもここまで本格的に作品を仕上げるとは思っておらず、三好もそうだったようだけど、二人で興奮したさ。
皆には無償で動いてもらった。
N君は僕と三好の友人で、それ以外のバンドメンバーもレコーディングエンジニアもカメラマンもN君とは一切つながりがないのだけど、N君に贈る曲のために総勢7名で実に素ん晴らしいDVDが完成したのだった。
きっとN君も喜んでくれただろう。
というわけで、
三好リョウ、ありがとう。
バンド「石ころロックスカート」
ギターの福田くん、ありがとう。
ベースの平田くん、ありがとう。
ドラムの砂川くん、ありがとう。
レコーディングエンジニアの富田さん、どうもありがとうございました。
カメラマンの島田さん、どうもありがとうございました。
カメラマンの島田さんとは、三好を介し直接お会いすることができた。
僕は以前から島田さんの写真が好きだったのだけど、今回の機会を縁に、「僕が作家になった時の写真を撮ってください」とお願いすることができた。
がっつり、いい作品が出来上がりました。
すべてがいい方向に向かった。三好と、「また、いつかやろう」と話した。
楽しいなあ。みんなで何かをやるって。作品を作るって。
そして、すべては今回の主役、N君へ。
N君、おめでとう。これからの君のますますの活躍を願っている。



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