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20101116

僕の宇宙人像

【カテゴリ:日常】

宇宙人て本当にいるんだろうか。
と高校の頃、バカに真面目に考えたことがあって、一人でいる時間はUFOの構造を考えたり、宇宙の成り立ちやブラックホールに思いを馳せたりしていた時期があった。
まあ、男子ってのは結構みんなそこらへん、人生で一度は興味を持つところなのかもしれないが、御多分にもれず、当時高校生だった自分もそういう世界にはまったのであって、学校の教師にネイチャーやらニュートンといった科学雑誌を借りてきては読み耽っていた。

「宇宙人はいるのか?いないのか?」

という問題は、これ、まるで人類にとって普遍のテーマであって、この答えが出るのに、あと一体どれくらいの時間がかかるのだろう。科学の最先端は今、どこまで来たのだろうか。
実に気になるところなのだけど、まあ、自分の生きている間にこれが解明されることはないんだろうな。人類にとって宇宙の歴史はまだまだ始まったばかりだ。
だけどしかし、もしも本当に宇宙人がいるとしたならば、そいつはどういう姿をしているのか。これもまた、宇宙を考える上での楽しみの一つで、イメージが膨らんでいって正味キリがない。

ところで、宇宙人、と言って思い浮かべる姿は人それぞれ違うのだろうか。今、「宇宙人の絵を描いてください」と100人にお願いしたら、その100人はそれぞれ全く違う絵を描くだろうか。
いや、そんなことはないだろう。きっと各々の心の中にある宇宙人像というのは、どこかで重なる部分があるはずだし、それを言ってしまえば、おそらくこのタイプをイメージする人が一番多いのではないだろうか。僕は真っ先にこれが思い浮かぶ。

ロズウェル事件

いわゆるロズウェル事件で捕えられたとされる、宇宙人。
体が細くて、手足が長く、頭が体と不釣り合いにでかい。顔のパーツは目がでかく吊りあがり、耳はほぼ穴だけと言っていい。こめかみから顎にかけて直線的に逆三角形の輪郭をしており、必然的に鼻と口が小さい。
エイリアンと呼んだ方が、より印象的かもしれない。このモデルが一般的に見て宇宙人の定番であろう。
しかし、さて、本当に宇宙人ってこんな姿をしているだろうか。宇宙人がこんなに人間っぽい姿って、あり得るのだろうか。ここからが今回の本題なのだけど、僕は上の写真のような宇宙人の姿にこれまでずっと疑問を抱いてきた。
というのは、目があって、鼻があって、口があって、耳があって、という、どこまで行っても、人間ベース、地球的生物っぽさを抜け出さない、言ってしまえば垢ぬけない宇宙人像に物足りなさを感じてきたのだ。漠然としているが、なにかこう、フツーすぎるというか・・・。
映画で見るエイリアンにしろ、プレデターにしろそうだが、擬人的な形がベースになっており、手とか足とか、そういう概念がどうにも胡散臭く見えて仕方なくなってしまう。
宇宙は広い。だから、宇宙「人」なんて考え方ではなく(そも、人間が存在しているのは地球だけなのだから、地球外生命体を宇宙人と呼ぶ概念がすでに過ちであるが)、もしかしたらゴキブリみたいな生物が進化した宇宙ゴキブリがいるかもしれないし、パイナップルみたいな植物が知能を持った宇宙パインなのかもしれないし、まさかまさかの意思を持つ大気で構成された宇宙空気があるかもしれないのだ。
そんなわけだから、ロズウェル型(勝手に命名)の宇宙人像を見るたびに普通すぎて嘘臭く、なんかもっとこう「ひねろーよ」みたいな感が自分の中にあって、胸のここら辺(どこら辺?)がむずがゆくなる思いだったのである。

それで、ここからまた少し話が変わるのだけど、このロズウェル型宇宙人なのだが、どうも考えれば考えるほど、これは宇宙人ではなく未来人ではないかという気がしてくるのである。
この図を見て頂くと分かりやすい。

進化図
(画像は全て、グーグル画像検索よりの転載)

よく社会科の教科書に載っている人類の進化図だが、現在は一番右端の現代人が最先端ということになっている。つまり我々は最新型の人間なわけだが、当然これは最終形ではない。
最新型のテレビが、ブラウン管からの進化を経て、液晶プラズマ薄型テレビに形を変えていったように、人間もこれからさらに形を変えていくのであって、この進化図にも先がある。
例えば、人間の食物はどんどん食べやすくなる軟化の傾向にあり、それに比して、顎は退化していくから、未来人は輪郭がもっとシャープになっていくだろうと予想される。また、それと同時に口は小さくなっていくだろう。また、車や電車などの交通機関はさらに発達し、移動による運動量が低下するから筋肉量が減るので、体型的に痩せ形と肥満型の2極化が進みそうだ。ただ、栄養状態はいいので身長は伸びていくだろう。脳はさらに発達するので、頭蓋骨の容量も増えていき頭は大きくなる、などなど。
で、そう考えていくと、不思議とそれって、え?あのロズウェル型宇宙人に近づいていくんじゃないの?というような気がしてしまうのだ。あれは、未来人像ではないのか。

で、ここでもう一度、話を宇宙人に戻すけど、そう考えると、これまでの擬人的宇宙人像というのは、案外、未来人をベースに考えられているんじゃないかという気がして、それならそれで、それはとてもリアリティーがあるんじゃないのん?と自分は思うのだ。
というのは、だって、ほら、スペースシャトル。あれに乗って、人は宇宙に出られるのであって、あと100年200年もすれば、宇宙旅行は夢じゃないという。そうなった時、人間は本当の意味での宇宙人になっているのである。
スペースシャトルも今よりさらに進化して、小型化、シンプル化、スタイリッシュになっていくだろうから、え?それってもしかしてスペースシャトルがUFOになっていくの?なんて思え、これがますます発達していけば、やがてUFOは光速を手に入れ、過去に戻ることができるようになるかもしれない。タイムマシーンの完成である。
今から一万年後、ロズウェル型宇宙人のように進化した人間が、UFOに乗って、一万年前の現在へとやってくる。そうして世界各地でジグザグ走行なんかして見せ、アメリカという大国を表敬訪問してみせる。だから、エリア51は今日も立ち入り禁止なのではないか。なんて。
まあ、そこまでいくともう妄想の域だが、こういうことを考えるのは結構楽しい。本を読んで、想像して。金のかからない贅沢な娯楽だと思う。
さて、あなたは宇宙人いると思いますか?いないと思いますか?

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